副業チャットレディが税金でなぜ本業会社にバレる?
チャットレディに限らず副業をしていると心配なのが、本業をやっている会社にバレてしまわないかということです。会社によっては、副業を禁止としているところも少なくありませんし、そうでなくとも副業の内容によっては後ろめたく感じてしまう方もいるはず。それでは、実際にバレてしまうのにはどのようなケースがあるのでしょうか。
副業はどのようにしてバレる!?
副業をしていることがバレてしまうのは下記の二つが基本です。
1.副業をしているところを見られてしまう
キャバクラやホスト、深夜のアルバイトなどをしていると稀に、そのお店に同僚がやってきてしまうという可能性があります。住んでいるエリアの近い同僚がいる方は要注意です。
2.税金関連の徴収で会社の経理でバレてしまう
一部の税金は、本業として働いている会社があなたの分を支払っています。そのため、副業をしていると住民税の計算が合わずバレてしまうという恐れがあるのです。
住民税の仕組みについて知っておこう
1.に関しては、チャットレディを副業に選ぶ場合には、大きな心配はありません。在宅で行えますし、自宅での勤務が難しい方のために、ほとんどの事務所は個室完備のオフィスを運営しており、他の人には場所の特定ができないためです。
ところが、2については要注意。住民税を代表とする一部の税金は、年収に対して税金額が変動する仕組みです。この年収には、本業の給与以外に所得があれば、それも合算して算出します。したがって、副業収入が多ければ多いほど、会社が本来支払うべき住民税よりも高い金額が請求されることになるのです。
会社へ年度末が終わって住民税の請求が役所から会社へされた際に、経理担当の人が課税通知書に目を通します。もし、その際に、あなたの住民税だけ計算に合わないと感じたら、会社に保管されている給与明細と照らし合わせるかもしれません。そして、計算を実際に試算した場合に副業(副収入)がバレてしまうのです。
ですから、経理の人が社員一人一人の課税通知書をきちんと確認していてかつ、住民税の仕組みに詳しい人でなければ、バレるリスクが極端に高くなることはないでしょう。もちろん、だからといって、気にする必要がないというわけではありません。充分な対策と注意が必要です。
マイナンバー制度にも要注意
2015年から導入が開始されているマイナンバー制度ですが、これは副業がバレてしまう可能性を高める制度となるかもしれません。現在は、制度がきちんと明確になっておらず、情報が錯綜してしまっています。もし、気になるようであれば直接窓口や電話による相談をしてみましょう。
せっかく副業をするなら、できる限りたくさん稼ぎたいと考えるものです。しかし、こういった手続きの部分を見過ごしてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。決して難しい手続きではないので、きちんと安全を確保して思う存分副業で稼ぎましょう。